この品種(旧AJ)

このコバルトブルーとの出合いが無ければブルー系とは、とっくに縁が切れていたかも知れません。私は常々この魚に出会えたのは、自分のセンスと魚と人との縁(初老にも成って来ますとこの 縁 と言う言葉、沁みます(笑))だと考えていますので。
同時期にセルーリアとその他諸々とも出会っているのですが、全然ピンと来ませんでした。←何が言いたいのか分かりますか?
当店に来てから既に10年以上が経過しました。今日まで、一切、他の血を混ぜる事無く累代繁殖させて来ましたが、果たして何世代経過したのか・・・すいません(汗)データ取りとか正直余り興味無くて・・。
約2年で一世代として5世代以上かと・・。それ以前も有るわけですから。これだけ敢えて近親交配を続けていても一生懸命育て頂ければ、今でもサイズは、18cmは超えて来ます。

よく近親交配の弊害で3世代目以降で採れなく成るなんて言う人もいたりしますけどね(!?)

もう日本中何処を捜してもブルー系で、これだけ累代を重ねて来て、今だに品質を維持し、オスでさえベタ化していない品種などいないのではないでしょうか?と言う事は、この品種は私が何らかの理由でブリードを辞めてしまっていたらこの世に現存していないと言う事ですし、累代で純血を守り続けた時の様々な変化とか、私の余り興味の無いここまでのデータも取れなかった分けですし、やはり 縁 が有ったのだと・・何だか感慨深いものが有ります。

この旧AJは、外見以上に、「内に」深い意味を持った魚なのです。

ここ1〜2年物珍しさからか虫食い模様が騒がれたりするとそれなりの品種を持ち合わせていない為に、似た物を作ろうとベタ化や劣化中のブルー系に盛んに他品種等をクロスさせたりして「即席魚」を作ったりしているのを見ますが・・。わざわざ虫食いになんかにしなくて、そのままの表現のベタのが似合う品種もいたりするのに・・モルフォなんて典型的に、雌雄ともにフルベタのが私は好きですし、似合うとも思いますし・・存在価値だと思うのに。

ハッキリ言いまして、この品種に関しては、例え外見は幾ら似たように仕上げても(私にはハッキリ違いが分かりますが。)次世代で劣化しないように、私のセンスで種親を選別し脈々と受け継がせて来ました血の歴史の重みの有る魚達と即席魚を一緒に語って欲しく有りません!秘めたポテンシャルの高さが比較に成り得ません!即席魚達がこの先「純血を守り(他品種の血を借りなくても)」「少なくとも10年以上経過して」結果「体色の劣化も無い」血統(品種)で有った事を証明出来て始めて同じスタートラインに立てると言う事を・・・分かって欲しいです。(無理かなぁ〜お客さん達は、そんな事考えている程、暇じゃ有りませんからねぇ〜ただ、プロなら理解出来ますよね!)

知っていますか?(ここは、歴史を知らない方の為に)

昔、ブルーダイヤが登場するまで、オス・メス共に、国産ではモルフォなどを含め当時のブリーダーは、フルべタの作出を目指していた事を。虫食い模様など有って当たり前、邪魔だった位でした。その為、ベタ同士を種親に使うように成り体色が劣化して行きました。頭とヒレだけが濃く体が薄い魚に。また高品質を維持するには、時折必ず別品種の血が必要に成ると言う事を。時々聞きますよねぇ〜純血で何世代経過とか大層に語っても、既に劣化しまくって終わってしまっているから作り直し中ですとか。

でも、この品種は違います。(当店のオリジナル品種には、少なからずこの品種の血が注入済みです。)あと何世代先へ進めるのか正直私にも分かりませんが、未だにこれです。コバルト??

                                                                         
PS:旧AJ(←これ、私のネーミングです。)と言う呼び方、どうも好きに成れませんので、折を見て変更したいと考えていますので、その節は宜しくお願い致します。候補有りますよ〜 COOLコバルトブルー・オリジナルCOOLS・コバルトブルース・和名で紫陽花(笑)10代からクールスにハマり、ハーレーにハマり(因みに車は全く興味有りません。運転も大嫌いです。)   
若い頃6年間位東京のハーレー専門店に勤務し、オープン当時のアルバムタイトルの ORIGINAL を店名に決め(勿論、他にも店名にした意味は有りますが。)だから一度でいいから COOL って、こじつけで良いので使いたいんですよ(笑)

次回は、最近また体色に付いて思う事が出て来ましたので、また懲りずに、体色に付いて書きたいと考えています。
またかよ好きだなぁ〜と言わないで下さいね^^
種親様に、サイズを抑え気味に育成しました昨年産まれの若い個体です。
2010年7月15日 アクアプロショップ代表 久島一男
 住所:〒301-0831 茨城県竜ヶ崎市野原町 172 
 TEL/FAX:0297-64-6224
 e-MAIL:aquaproshop_original@yahoo.co.jp
 定休日 月曜/木曜 営業時間10時〜7時

アクアプロショップ オリジナル


 コラム 第10回 当店の旧AJについて・・・