2010年12月5日　アクアプロショップ代表　久島一男

よくいるタイプ　婚姻色が楽しめない

よくいるタイプ　婚姻色が楽しめない

よくいるタイプ　婚姻色が楽しめない

よくいるタイプ　婚姻色が楽しめない

よくいるタイプ　婚姻色が楽しめない

普段はエメラルドグリーンに近い体色だが婚姻色を楽しめる

濃い体色で明るいブルー　中々いないタイプ　婚姻色が楽しめる　♂

左と同血統の♀さらに婚姻色が楽しめる

手前と奥で色の比較

婚姻色時のそれぞれ別血統の特殊発色個体

ブルーダイヤと一緒でコバルト等と体色の濃淡を比較する意味の無いところまで行ってしまった品種

左の個体と若干血統が違うが同品種

どうですか？？写真では微妙な部分がよく伝わらないですから、違いが分かりずらいですか？同様に見えてしまいますか？興味が有る方は、ご来店頂いて実物をご覧頂けますと一目瞭然ですし、詳細にご説明させて頂きますが・・いないか？（苦笑）
飼育個体、いずれかの体色に似ていませんか？ベタ・柄の有る無しは別として。

よくいるタイプと言うのは、簡単に言ってしまうと色は全面に乗っているし、さらに例え光沢まで有っても　濃い明るめのブルー　を持ち合わせていない個体。だから婚姻色時もさほど体色が美しい方に変化しない。

勿論、同一条件下での撮影です。ランプＰＧ−２・バックスクリーン黒・底面ガラス　です。これがカメラや撮影法や底面が黒やグレーや白だったり、照明が違えば、当然、条件の違う分だけ変化します。後は個体がどんな精神状態の時に撮影したのかの違いとでもいいましょうか・・。
全て当店で私が写真を撮り、最近、取り扱った個体達ですが、迷惑が掛かると困るので、敢えて品種名は載せません。一見同じ様に見えるブルー系ですが、これだけ違いが有り、何故、体色に拘るのかが分かって頂けたら幸いです。ただ単に、虫食いやラインが有れば良個体だとか、そんな事で無いと言う事が・・。（大前提としまして好みの問題は別として）
それと、雌雄の差が有りますから、もし別々な品種を比較する時は、オス同士 ・メス同士で比較しましょう。（通常は、オスの方が美しい為）

注：ここに掲載の個体達は、有る一定のレベル以上で、国産・外産問わず市場には、このレベル以下が沢山いる事をお忘れなく。

ＰＳ：飽くまでも私見ですが、また色々とクロスの結果等を踏まえ見えて来た事が有りまして・・・お願いなのですが、ある程度安定して濃い明るい青緑の発色をする、当店の魚とは、別血統をご存知の方、ご連絡下さい。当店の環境下で見比べて見たいし,取り扱いたいです。
ツッコミを入れられる前にお断りして置きますが、飽くまでも私の好みと（＋常連さんかな）センスでの話ですが・・今まで色々なブルー系を目にして来て一番美しいと感じますのは、濃くて明るい（ツヤ）発色の個体。さらに紫色がかったりすると尚更美しいです。青というより濃い水色とでも言いましょうか・・明るい青とでも言いましょうか・・伝えるのが難しいのですが・・婚姻色の変化が一番楽しめるんですよ。何か水色とか言うと青が劣化してしまった個体を思い浮かべる方もいると思いますが、それとは全然違いますからね。
私の今の考えがもし間違っていないとすると、この濃い明るめの青緑発色は、○○○血統しか今や持ち合わせていない様な気がしています。
ただ、○○○は別としまして、お断りして置きますが、今のところまだ当店の全てのクロス個体達が安定してこの発色をする訳では有りませんので。（クロス個体の難しいところです。）

それと、無理にサイズを１７ｃｍ前後から上にしてしまう事による弊害と言いますか、艶のない個体に成ってしまうケースも有ります。

あと、時々勘違いしている人がいますが、優良血統の安定しているコバルトのクロス相手にダイヤや今のモルフォやセルーリアをクロスしてコバルト側が更に美しく成るなんて事は通常は有りません！（レベルの低いコバルトなら別ですが。）クロスした相手方寄りの表現の中に美しい個体が出現する事は有っても。お間違えなく。

因みに、常連さんの何人かには話した事が有るのですが、私が過去に目にして来た全てのブルー系写真の中で、一番美しいと考えているのは、発色のピーク時の写真ですが、ディスカスイヤーブック９１−９２、５１ページの　サニーさんの　ＷＢ９　ソリッドブルー　の写真です。

序に、今、書いてて気が付いたのですが、長女の名前　藍（アイ）　ですから、やっぱり青ですよ。すいません、関係有りませんね。（笑）

在庫の関係で幼魚ですがブルーダイヤ

よくいるタイプ　ブルーは乗っているが明るめ（ツヤ）の発色のしないタイプ

特殊発色個体の♂とダイヤの♀の体色の違い